【バイオリン発表会】余裕のある練習計画 選曲~本番まで
バイオリン発表会 曲決め~本番まで
発表会までのおすすめの練習スケジュールをご紹介します。
このような方にお勧めの記事です。
- 導入テキストが終わって、鈴木1巻終わり~2巻以降の子供の生徒さん。
※導入期の生徒さんは曲自体が短いため、短めのスケジュールがお勧めです。
それでは発表会の練習スケジュールを見ていきましょう!
4カ月前【曲の提案、相談、決定】
曲を決めます。
曲を決めるポイントは次の通りです。
- 生徒さんが弾きたい曲であるか。(最重要)
- 難しすぎず、簡単すぎず生徒さんのレベルに合った曲か。
- 発表会で映える、聴いている人も楽しめる曲か。
生徒さん側は日頃からどんな雰囲気の曲が好きか、次はどんな曲をやってみたいか意識しておくことがお勧めです。
弾きたい曲が具体的に浮かばない場合
好きな曲の雰囲気、イメージを教えてください。
- 曲の雰囲気(綺麗な感じ、明るい感じ、暗い感じ)
- テンポ(ゆったりめ、軽快な感じ)
生徒さんのレベルに合いそうな曲を何曲か提案します。
3か月前【譜読みを始める~譜読み完了】
曲が決まり、一か月かけて譜読みを始めます。
譜読みの作業で仕上げたいことはこのようなことです。
- 音の読み間違えをしないこと
- つっかえずに、最後まで弾ききれること。
つっかえずに弾けることで生徒さん自身に余裕が生まれて、次の段階への進みやすくなります。
2カ月前【曲の表現を深める】
譜読みができて弾くことに余裕が生まれてきたら、曲の表現を深めていきます。
どんな雰囲気で弾きたいか、どんなイメージを持っているかで表現の工夫をしていきます。
このようなことで曲に色付けをしていきます。
- 音の強弱をつけて音楽を立体的にする。
- フレーズを意識して、曲の物語が伝わるようにする。
- 音色を工夫する。(優しい、激しい、悲しいなど。)
曲に色付けをしていくことで、どんな風に弾きたいか、どんな表現がしたいか聞き手に伝わりやすくなります。
1カ月前【曲を暗譜する】
暗譜をしていきます。
このようなことに気を付けると良いでしょう。
- リピート記号の確認。(どこで繰り返すか)
- ピアノ伴奏のメロディーも含めて暗譜する。
- ピアノへの合図(呼吸)をより分かりやすく意識して覚える。
ピアノと合わせると思いもよらないところで崩れる、ということがあるのでピアノのメロディーも意識して覚えることがお勧めです。
2~3週間前【お辞儀の練習・ドレスを着て練習】
本番に近づいてきました。
本番に近い状態でこのような練習をします。
- お辞儀の練習
- 登場の練習(アナウンス~お辞儀まで)
- お家でドレス(靴を含む)を着て練習
発表会が初めてというお子さんは登場やお辞儀など念入りに練習しましょう。
ドレスで注意したいこと
お子さんは衣装の着心地、弾きやすさも大切なのでチェックしておくことがおすすめです。
ドレスではこのようなトラブルが考えられます。
- 生地やタグがチクチクして痒い、集中できない
- バイオリンを構えた時に、腕が窮屈で弾きにくい
- 歩いている時に靴が脱げる、または小さい。
事前にドレスの着心地をチェックしてくださいね。
1週間前【ピアノ合わせ】
本番で一緒に弾いてくださるピアニストと合わせの練習をします。
- 曲のテンポで揺らしたいところをピアニストに伝える
- 始まりのタイミング、終わりのタイミングを分かりやすく伝える
講師も一緒なって、生徒さんがどんなふうに弾きたいかピアニストに伝えていきます。
ここでミスがあったらチャンスです!
本番までの一週間で練習をして、最終調整をしましょう。
バイオリン発表会【本番当日】
今までしっかり準備をしてきたので大丈夫!
先日はしっかり寝て、当日はご飯を食べて、当日の演奏を楽しんでくださいね。
バイオリン発表会で満足いく演奏をするためには
発表会では実力を発揮して、その日一番の演奏をしていただけたら嬉しいです。
そのためには事前の準備が大切です。
生徒さん本人の頑張り、そして講師と保護者など大人のサポートは欠かせません。
特に小さいお子さんはバイオリン演奏はもちろんのこと精神面のサポート、そして発表会はどのようなものかお話して頑張ってもらいます。
また、部活やテストで忙しい中学生の生徒さんは早めの準備で学校とバイオリンを上手に両立することがおすすめです。
発表会が良い一日になるようにそれぞれの目標に向かって頑張りましょう!
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