楽器の選び方

子供用の中古バイオリン、選び方のポイント

こんにちは、やすいバイオリン教室です。 分数バイオリンから大人用(フルサイズ)の楽器になった小学生の生徒さん。 使い終わった子供用のバイオリンは別の生徒さんに引き継がれました! よく響く楽器なので、弾くのがますます楽しくなると思います。 どちらの生徒さんも良いタイミングで楽器の譲り受けができ、喜んでいらっしゃいました。 お子さんの成長に合わせて買い替えが必要な分数バイオリンは中古がおすすめです! 今回は中古の分数バイオリンについて解説していきます。 分数バイオリンの買い替えは中古という選択肢も! お子さんの成長に合わせて買い替えの必要なバイオリン。 4~5歳からバイオリンを始めたとして、フルサイズになるまで5回の買い替えが必要になります。 このような方は中古がおすすめです。 成長に合わせて買い換えの必要な分数バイオリンも、中古なら価格を抑えられて安心です。 ちなみに新品の分数バイオリンは2万円台から購入できます。 中古か新品、どちらが希望に合うか検討してみてくださいね。 子供のバイオリン選びのポイントは? バイオリンは4~5歳から始めた場合、1/8サイズぐらいでスタートして成長に合わせて買い替えていきます。 サイズ選びのポイントは腕の長さに合わせること。 実際に楽器を持ってみて手が届くか、無理はないかチェックします。 大き目の楽器を選びたくなるけれど・・・ 今後の買い替えのことも考えると大き目の楽器を選びたくなりますが、大きすぎると弾きづらく練習を嫌がったりやる気の低下に繋がります。 お子さんの意欲のために体格に合った弾きやすい楽器を選ばれることをお勧めします。 中古の分数バイオリンのメリットは? 安く購入できる 中古のバイオリンは新品のものより価格が安くなります。 価格を抑えたい方は中古がおすすめです。 状態の良いものが手に入る 中古であっても、状態の良い楽器が多く存在します。 基本的にバイオリンは古くなっても楽器自体の価値が下がりにくく、メンテナンスをすれば長く使うことができます。 中古のバイオリンのデメリットは? 取り扱いがない場合がある 新品のバイオリンはいつでも手に入りますが、中古は誰かが売らない限り市場に出回りません。 ほしいタイミングで、予算内でお子さんのサイズに合うバイオリンがあればラッキーです。 品質が悪い場合がある 保管環境、前の所有者の扱いが良くなかった場合、楽器自体にダメージがある可能性があります。 目に見える表面の傷なら良いのですが、内部のヒビや変形があると修理の必要性や最悪の場合、修理すらできないこともあります。 楽器にダメージがないかチェックをしてから購入しましょう。 弦、弓の毛の交換の費用がかかる場合がある 中古の場合、消耗品の弦や弓の毛が古い可能性があり交換が必要なことがあります。(交換されている場合は不要です。) メンテナンス費用は、 ぐらいです。 費用は掛かりますが、メンテナンスをすると新品と変わらない状態になり音も良くなります。 弦はこちらのナイロン弦がおすすめ。 こちらは安価なスチール弦。値段がお手頃で人気です。 中古の分数バイオリンの購入前にチェックしておきたいこと 中古の分数バイオリンを購入する場合、次のことを確認しておくと失敗を避けられるでしょう。 音の鳴り具合 実際に楽器を鳴らしてみましょう。 好みの音であるか、雑音が鳴るなど不具合がないかチェックしてみましょう。 楽器やケースの汚れや傷 お子さんが使った楽器だと汚れや傷があるかもしれません。 演奏に問題ないか、許容できる程度のものか確認しましょう。 どこで中古の分数バイオリンを手に入れるか? 中古の分数バイオリンは信頼できる楽器店、人、出品者から購入することが大切です。 楽器店で購入 楽器店で販売されている中古楽器は不具合がないかチェックされているため品質において安心感があります。 […]

【初心者用】バイオリンの弦が切れた!どうすればいい?張り替えとお勧めの弦

生徒さんからこのようなご連絡をいただくことがあります。 今回は弦が切れた時どうしたらいいか、を解説していきます。 バイオリンの弦が切れたらすること バイオリンの弦が切れたら、次のことが必要です。 まずは弦について説明していきます。 ①バイオリンの弦を買おう まずはバイオリンの弦を用意しましょう。 小さな楽器店だとバイオリンの弦の取り扱いが無い場合があります。 少し大きめの楽器店かネットで注文することをお勧めします。 【おすすめ】定番バイオリン弦 「どの弦を選べば良いか分からない」という生徒さんには次の定番の弦をおすすめしています。 初心者の生徒さんにも扱いやすく、コストパフォーマンスが高いです。 おすすめのバイオリン弦①【ダダリオ】 自分で弦を交換するのが初めてというバイオリン初心者におすすめなのがダダリオの弦です。 ただし金属的で固い音なので好みが分かれる弦です。 音質にはこだわらない、手頃な弦でお試しで使ってみたいという方におすすめです。 おすすめのバイオリン弦①【ドミナント】 バイオリン弦の定番と言えばドミナント。 E線はゴールドブロカット0.26の組み合わせがおすすめです。 おすすめのバイオリン弦②【ヴィジョン】 ドミナントの後発の弦として開発されたヴィジョン。 バイオリンに慣れてきたら、色々な弦を試して音色の違いを楽しんでいくのも良いと思います。 詳しくはこちらをご覧ください。↓ バイオリンの弦を用意できたら弦を張り替えていきましょう。 ②バイオリンの弦を張り替える 弦の張り替えは次の方法が考えられます。 弦交換が不安な方はレッスンの時に一緒に張り替えていきます。 「意外と簡単ですね!」と驚かれる生徒さんが多いです。 自分でできそうな方はこちらの動画が分かりやすくておすすめです。 弦を変える時に注意していただきたいのは、弦を一本ずつ変えるということ! 一度に何本もの弦を外してしまうと駒が倒れる、バイオリンの中に入っている魂柱という部品が倒れてしまいます。 一本一本弦を張り替えてくださいね。 弦の張替えおすすめアイテム【ペグコンポジション】 ペグの滑りを良くするペグコンポジションも用意しておくと良いです。 ペグコンポジションはこのような時にお勧めです。 一度買ってしまえば10年は持ちますし、あるととても便利です。 バイオリンの弦が切れても慌てなくて大丈夫! いかがだったでしょうか? バイオリンの弦が切れてしまったら慌ててしまうと思いますが、簡単に交換できるのでご安心ください。 最初は難しそう、と思うかもしれませんが一度やってみたら簡単に自分でできるようになります。 突然弦が切れて慌てないために、予備の弦をバイオリンケースの中に入れておいても良いですね。 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。

【値段別】おすすめ初心者用バイオリン、他に必要なものは?

大人のバイオリン初心者、どんな楽器がおすすめ? これからバイオリンを始めるにあたって悩むのは楽器のこと。 どんなバイオリンを買うかは重要です。 でも初めてのバイオリン選び、このようなお悩みはありませんか? 今回は2~6万円代で、弾きやすいバイオリンをご紹介します。 バイオリン選びに悩むビギナーにお勧めです! 目次 バイオリンの選び方 バイオリンを選ぶ際見極めのポイントがあります。 バイオリンのスペックとして記載されていることが多いので、ぜひチェックしてみましょう。 ①木材の加工方法(削り出しorプレス加工) バイオリンは削り出しとプレス加工の楽器があります。 プレス加工は低コストで楽器を作れますが、音の響きが悪く、長期間使用すると変形の原因になることがあります。 それなりの音で長く使える楽器を、ということであれば単板削り出しの楽器がおすすめです。 ①塗料(ニスorスプレー塗料) ニスと、ラッカーなどのスプレー塗料があります。 スプレー塗料は頑丈で安価ですがニスよりも音の響きが劣ります。 また頑丈であるが故、楽器の修理をする際の工賃が高くなるため長く使うには向きません。 一つの楽器を長く使いたいのであればニス塗りがおすすめです。 【おすすめ①】日本の大手楽器メーカー 一番におすすめしたいのは日本製の大手楽器メーカーのバイオリン。 特徴は何といっても楽器としての質の高さ。 当たり外れがなく、楽器としての一定の水準も満たされており安心感があります。 ヤマハ ブラビオールV7SG セット内容 バイオリン本体、弓、ケース、松脂 価格 61,133円 詳細 手工削り出し、オリジナルのオイルニスを使用 誰もが知る大手メーカーヤマハの初心者モデルのバイオリンセット。 オリジナルのニスが塗られているため、音の鳴りが良く初心者にも扱いやすいです。 また、アジャスターがついているため調弦が簡単です。 四角いケースは頑丈で高級感があり、楽譜も入るので持ち運びに便利です。 ★肩当て、譜面台、チューナーは別途購入の必要があります。 恵那バイオリン Violin No.1 セット内容 バイオリン本体、弓、ケース 価格 63,900円 詳細 手工削り出し、ボディにはニスを使用 唯一の純国内生産のバイオリン(材料も国産です)。 優しい音色で、個体差もなく安定した品質です。 バイオリンの質は高くコストパフォーマンスは良いでしょう。 ★松脂、肩当て、譜面台、チューナーは別途購入の必要があります。 鈴木 アウトフィット バイオリン No.230 4/4 セット内容 バイオリン本体、弓、ケース 価格 […]

【子供のバイオリン】ヤマハのレンタルがおすすめ

ヤマハで子供用バイオリンのお得な定額レンタルプランが始まりました。 バイオリンレンタルはこのような方にお勧めです。 今回は月々1800円で気軽に利用できるヤマハの分数バイオリンレンタルをご紹介します。 分数バイオリンレンタル比較表(一カ月当たり) 現在のバイオリンレンタルではヤマハが最安値です。 ヤマハ音レント 1800円 A社 2800円 B社 3500円 C社 3800円 D社 6000円 ヤマハのバイオリンレンタル「音レント」 ヤマハのバイオリンレンタルサービス「音レント」で分数バイオリン定額プランについて。 レンタル期間 3か月~ 利用料金 月々1800円(税抜き) 初回登録料 2000円(税抜き) サイズ交換 子供用~大人バイオリンまでサイズ交換OK! 配送 自宅配送。お届け時はヤマハ負担、返却送料は利用者負担。 取り扱い楽器 バイオリンの品番、新品、中古の指定はできない。サイズ指定のみ可能。 申し込み方法 WEB限定申し込み ヤマハの音レント「分数バイオリンプラン」 最大の特徴は、プランの利用中に分数サイズからフルサイズまでのサイズ交換が可能なところ。 途中で体が大きくなってサイズが合わなくなってしまった時も、サイズ交換ができるので安心です。 音レントはヤマハの高品質のバイオリンを低価格でレンタルできることもポイントです。 バイオリンレンタル費用を計算 バイオリンレンタルと購入、どちらがお得でしょうか? 費用を計算してみましょう。 ヤマハでレンタルした時の費用 ヤマハの分数バイオリンレンタル(月々1800円)でかかる費用を計算してみます。 使用期間 バイオリンレンタル費用 3か月 5400円 6か月 10800円 12か月 21600円 18か月 32400円 24か月 43200円 バイオリンの購入したら・・・ 楽器を購入した場合、購入価格はこのようになります。 (中古で購入できる場合があります。) […]

【大人初心者】バイオリンの値段、選び方

バイオリンを始めるにあたってこのような疑問をお持ちではありませんか? バイオリンって何を基準に選んだらいい? 初心者のバイオリンの値段は? いきなり買うのは不安、レンタルできる? 買い替える必要はある? 今回は上記の疑問にお答えします。 バイオリンを用意しましょう【購入?中古?レンタル】 バイオリンを始めるにあたって自分の楽器を用意しなくてはなりません。 購入する(新品or中古) 購入せずにレンタルする この二つの方法が考えられます。 バイオリン選びのポイント(購入する場合) (1)バイオリンの値段を決める 初めに予算を決めましょう。 新品の場合、楽器・弓・ケース込みで 2万円台からあります。 楽器、弓、ケースがセットで 3万 ~ の楽器は弓の毛替え、弦の張替えを行えばずっと使えるのでお勧めです。 (木材がプレス加工、ニスがラッカー塗のものは長持ちしないのでお勧めしません。) 基本的に、値段が上がるごとに木材の質等が良くなり楽器の響きも良くなります。 また価格が上がると人の手が多く入るので丁寧に作られており、不良品が少ないです。 初心者の方は 3万~ 30万円をご予算にしてはいかがでしょうか? 参考記事(【初心者におすすめ】入門用バイオリンセット) 「続くかどうか不安」という方は最初にお手頃な楽器を購入して、上達してから買い替えるのも方法の一つです。 予算が決まったら、次にどこで買うか決めます。 子供のバイオリンについてはこちらの記事をお読みください。 →子供のバイオリン:値段、購入場所、使用後の買い取り、レンタルについて (2)購入場所(楽器店・ネットショップ・メルカリ等)を決める (1)楽器店 お好きな楽器店で購入する、または習っている先生に信頼できる楽器店を紹介してもらえると安心です。 先生のお付き合いのある楽器店だと割引をしてもらえる場合もあります。 楽器店で購入するメリットは次の通りです。 (2)インターネットサイト インターネットサイトの場合、実店舗があり楽器販売の実績があるお店が良いでしょう。 YAHAMA、恵那楽器、SUZUKIなどの日本製のメーカー品は初期不良が極めて低いので安心です。 上記の日本のメーカー以外のバイオリンを買う場合、価格はグッと下がります。 ただし中には粗悪品もあるので注意が必要です。 調整・検品・保証があるものだと安心です。 ネットショップで購入するメリットは次の通りです。 (3)ヤフーオークション、フリマアプリ(メルカリ等) 中古を買う場合ヤフーオークション、メルカリ等のフリマアプリで購入する方法があります。 購入価格を抑えられることがメリットですが、販売者に知識がない場合があるので状態の悪いものも販売されています。 良くないものを購入してしまった場合、修理代がかかり却って高くついてしまう場合もありますのでご注意ください。 選ぶ際のポイントは次の通りです。 1.新しいもの 古いものは保存状態が悪い場合があるためお勧めしていません。 2.メーカー品であること メーカー品(YAMAHA、恵那楽器、SUZUKIなど)は丈夫で丁寧な作りであるため初期不良が少ないです。 またきちんと梱包されている場合、配送時の振動で壊れることも少ないです。 3.メンテナンスがされていると安心 必須ではありませんが、毛替え等のメンテナンスをされていると安心です。 […]