失敗は成功の母ということ
幼児、子供のレッスンで思うこと。
それは、
「失敗=悪」
「失敗=無駄な時間」
だと捉えないで大丈夫!ということ。
失敗にこそ学びがありますし、失敗をどう未来に繋げるかで新しい気付きに繋がります。
生徒さんのお母様が仰ったこと
以前、あるお母様が仰ったことで印象に残っていることがあります。
「家で間違って練習したら、時間がもったいない。」
お母様も時間が無い中、一生懸命にお子さんの練習をサポートしてくださったからこのように思われたのでしょう。
そして、このように思わせてしまった私にも非があると、深く反省した出来事でした。
子供の成長を願うからこそ、失敗させないようにとサポートをしたくなります。
でも「失敗は無駄なことばかり」とは決して思わないでいただきたいのです。
失敗から学べることがある
失敗しても、大人の声がけ一つで学びに繋がります。
- なぜそうしない方が良いか
- どうやったらうまくいくか
- 次から何に気を付けるか
失敗しても、
「どうしたらいいんだろうね?一緒に考えてみようか!」
と考える時間こそが成長に繋がると思うのです。
すんなり上手くいくよりも、失敗したほうが学びは多いかもしれません。
ただし失敗を見守る大人の器が試されます。
答えを教えた方が早いですが、あえて我慢。
お子さん自身が考える時間を設けたいですね。
小さいうちから失敗を経験すること
失敗は成功の母、と言いますがバイオリンレッスンではまさにそのような場面に遭遇します。
失敗して泣いたり、怒っていた子が「どうやったらいいのかな?」と粘り強く考えられるようになるのです。
失敗しても立ちあがって、前を向いて成長される様子に感動を覚えます。
「できるかどうかわからないけど、やってみよう!」と前向きに挑戦する姿勢を身に着けてほしいなと思います。
滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。