【お家練習】習慣化のためにできること。

こんにちは、やすいバイオリン教室です。 バイオリンは自宅での練習がとても大切です。 毎日少しでもバイオリンに触れると「できた!」が定着して、上達して色々な曲を弾けるようになります。 弾けると自信になり、さらにバイオリンが好きになります。 バイオリンを楽しく習う上で身に付けたい練習習慣。 どのようにお子さんをサポートすれば良いでしょうか? 自分から弾きたくなる課題を与えること 講師として気を付けていること。 それはお家で楽しく練習できるような宿題の出し方をすることです。 興味の持てないことを「練習してきてね」とお子さんと約束してもモチベーションは上がりません。 お家での練習をしてもらうために、 がとても大切と考えています。 「バイオリンが弾けるようになって嬉しい!」 「練習したら上手になってますます好きになった!」 そんな風にお子さん自身が思えるようにお家での練習風景も想像しながら宿題を出しています。 お家練習、習慣化のために必要なこと ご自宅では保護者の声がけがお子さんの力になります。 おすすめは日々の生活習慣とセットにすること。 おやつの前にバイオリン。 ごはんの前にバイオリン。 テレビを見る前にバイオリン。 毎日絶対にやることと紐付けて習慣化させると、お子さん自身「練習しなきゃ!」と思えるようになります。 小さいうちから「毎日続けることの大切さ」を身をもって体験しておくと、どのようなことでもコツコツ頑張れるようになります。 関連記事:【子供のバイオリン練習】習慣化のコツ 5選 習慣化は大変だけど、徐々にできるようになります バイオリンの練習は歯磨きや手洗いの習慣化と比べてずっと大変だと思います。 時間もかかるし、大人の忍耐力が試されます。 しかし忍耐強く声がけを続けて積み重ねていくと、お子さん自身が習慣化の大切さを理解し出来るようになります。 お子さんの意識が変わると、保護者の負担もグンと少なくなります。 レッスンでは「弾けたこと」だけを褒めるのではなく、お家で練習に取り組めたことを褒めて認めるようにしています。 ご自宅と教室との連携でお子さんの習慣化を育てていきましょう! 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。

【年長さん】練習後の小さな楽しみ

練習をしたらどうなるかがピンとこない幼いお子さんには、練習後のちょっとした楽しみがモチベーションになります。 楽しみながら練習習慣を身に着ける お家で練習したら色を塗ってきてね、と楽譜にイラストを描いています。 一週間後、色とりどりのアイスクリームが完成しました! お家で楽しみながら、頑張って練習された様子が目に浮かびます。 どんな色を塗ろうかな。 イチゴのアイス好きだからピンクかな。 明日は青色のアイスクリームにしたいな。 このように楽しみを通して、練習習慣を身に着けていきます。 練習すると「上達する→楽しくなる」という良い循環が生まれます。 バイオリンが上達すると楽しい 「練習したら上達する。」 「上達したら楽しい!」 このようなことはバイオリンだけでなくスポーツや勉強などどのような場面でも当てはまりそうなことです。 世の中色々な「楽しい」がありますが、バイオリンは「ちょっと大変な時もあるけど、できたら楽しい!」と頑張る楽しさを感じられるお稽古だと思います。 どの生徒さんも弾けた時はとても嬉しそうです。 できた瞬間は嬉しいし、もっと頑張りたい!とみなさんやる気を出してくれます。 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。

【バイオリンレッスン】失敗を嫌がるお子さんへの関わり方

お子さんが失敗を恐れたり、間違えることを極度に嫌がることはありませんか? 今回はチャレンジする心を育てる方法についてお伝えします。 失敗を恐れない、チャレンジする心を育てるには? バイオリンのレッスンではチャレンジする心を育てるために次の3つのことを心がけて声がけをしています。 お子さんのありのままの感情を受け入れる 失敗に対して否定的な言葉を使わない 上手にできた時、頑張った過程を褒める 以上を詳しく解説していきます。 ①お子さんのありのままの感情を受け入れる 小さいお子さんは失敗した時、イライラして癇癪を起したり、泣くことがあります。 そんな時お子さんを叱ったり否定するのではなく、ありのままの感情を受け止めます。 まずはお子さんの気持ちを聞いて、どんな気持ちになったか本人に気付かせます。 お子さん自身が「こんな気持ちになった。」と自分を客観視できるようになると、徐々に感情をコントロールして課題に向き合えるようになります。 失敗しても、自分を否定せずに向き合える心を育てたいですね。 ②失敗に対して否定的な言葉を使わない 特に気を付けたいのは、子供が失敗しても否定的な言葉で責めないこと。 責めてもできるようにはなりませんし、言われたお子さんはますます萎縮するだけです。 うまくいかなかった時は「こうやったらうまくいくよ」とやり方を説明します。 失敗の大半はやり方が分からないだけなので、順序立てて教えれば落ち着いて取り組んでくれます。 正しいやり方で練習すればできる、と理解したお子さんは失敗を嫌がらず自分で考えられるようになります。 ③上手にできた時、頑張った過程を褒める 上手く弾けた時「頑張った過程を褒める」ことを心がけています。 努力を褒められたお子さんは、難しい課題が出てきても練習を工夫しながら挑戦できるようになります。 一方で「才能があるよ!」「上手!」と能力や結果だけを褒めていると難しいことにぶつかった時、失敗することが怖くなり挑戦しようとするモチベーションを無くしてしまいます。 レッスンではこのような声がけをしています。 能力や結果を褒めるより、そこに至ったプロセスや努力を褒めた方が挑戦する気持ちややる気を引き出せます。 【まとめ】子供が挑戦できる環境を作ろう 挑戦する気持ちを育てるには、どんな時でも温かくお子さんを受け入れる環境が大切です。 お子さんのありのままの感情を受け入れる 失敗に対して否定的な言葉を使わない 上手にできた時、頑張った過程を褒める 失敗した時もお子さんを温かい言葉と態度で接すれば、のびのびと挑戦できるようになります。 失敗を糧に、逞しく成長できる環境を作っていきたいですね! 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。 諦めない力を含めた「非認知能力」の育て方、お子さんとのかかわり方について分かりやすく書かれた書籍です。

子どものバイオリンアンサンブル【積極的に学ぶ姿】

先日、一回目の子どものアンサンブルレッスンを行いました。 保護者のいない中で、お子さんだけでとても頑張ってくれました。 音楽を作ろう!子どものバイオリンアンサンブル 自分のパートに責任を持ち、協力して音楽を作りあげました。 今回、特に良かったところは主体的にレッスンを受けられたことです。 パート練習している時、相手が何を弾いているか耳を傾けて自分の学び繋げられました。 「ここは自分も同じフレーズだから」と予測して自分からメモを取る姿が見られて、非常に嬉しかったです。 教えてもらう、から「自分から学びにいく」と意識が変わってきています。 可愛い生徒さんの様子 「友達と喋りたいけどどうしたら良いかな?」とよそよそしい様子です。 しかし、レッスンが終わって帰る時に「お先にどうぞ」と譲り合ってドアが渋滞してしまいました。 優しく、そして微笑ましい光景でした。 次回のレッスンは仕上げと、プレゼント交換を行います。 引き続きお家で復習をしていただき、皆さんの魅力が伝わる演奏ができると良いなと思います。 プレゼント交換も楽しみですね。 今回の練習の様子は保護者にYOUTUBEの限定公開で共有しました。 お子さんの頑張りを見ていただければと思います😊 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。

リズムへの苦手意識ありませんか?リズムや拍子の取り方を学ぼう

初めて習うバイオリン。 もちろん楽譜を読む経験も初めて! ドレミや指の抑え方は一生懸命に覚えたけれど・・・ このようにリズムに苦手意識はありませんか? リズムでお悩みの方は意外と多いのですが、大人も子供もリズム感は必ず良くなります! 今回はリズムの練習方法、おすすめの教材についてお伝えします。 リズム感を鍛えるとこんなに良いことがある! リズムが取れるようになると楽譜が読めるようになるだけでなく、音楽が安定して演奏がしやすくなります。 またアンサンブルやオーケストラなど仲間と演奏する時も、正確にリズムが取れていると音楽が美しくまとまります。 ある大人の生徒さんはリズム練習を始めてから、アンサンブルで合わせることがとても上手になりました。 身体でリズムを感じて、音楽に乗る感覚を味わうと表現する楽しさが倍増します! リズムの強化にお勧めの教材 リズムが上手く決まらない、とお困りの方には丸子あかねさんの「リズムの本」シリーズがお勧めです。 1回の練習は5分もあれば十分にできる内容です。 簡単でシンプルな内容ですが確実に力が付きます。 大人の方にもおすすめです。 楽譜を読むために【生徒さんの取り組み】 こちらの生徒さんはリズムへの苦手意識をお持ちでしたが、練習を重ねてメキメキと良くなってきました! リズムや拍、拍子の取り方がとても自然です。 リズム練習の際のポイントは、メトロノームに合わせて行うこと。 正しい拍に合わせることで、正確にリズムを刻めるようになります。 また、リズムを「ターティティ」などの言葉にして、パターンで覚えて、自分で叩けるようにします。 訓練していくと、曲で同じリズムが出てきた時に「これわかる!」というシーンが増えていきます。 リズム感は誰でも鍛えられる いかがだったでしょうか? 実は大人の生徒さんから「リズム感がないんです」とご相談いただくことが多く、今回この記事を書かせていただきました。 リズム感は大人になってからでも、コツコツ練習を重ねていけば必ず鍛えることができます。 そして音楽を奏でることがますます楽しくなるでしょう。 レッスンでリズムの練習を取り入れてみたい、という方はお気軽にお声がけくださいね。 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。 「楽譜はなぜ読めたほうがいい?」「耳コピはダメ?」「効率的な身につけ方は?」楽譜にまつわるあらゆる疑問が解決できる本です。

上達するバイオリン練習のコツ【時間がない人向け】

バイオリンの練習、毎日しないとダメ? バイオリンの上達はお家での練習が大切。 練習時間が取れるか心配という大人は多いです。 練習すると上達する、でも時間の確保が難しいのが現実 もちろん毎日練習できる方はした方がよいです。 練習すればやったことを忘れないし、上達もはやくなります。 ・・・ですが。 大人の方は自分の時間を自由に取れないのが現実だと思います。 時間がないのはもちろんのこと体力的に練習をすることが大変な日もありますよね。 (関連記事:【大人】練習できないことへの罪悪感は不要というお話) 上達したいけれど、時間がない・・・。 【バイオリン練習のコツ】効率的な練習を目指そう! 時間のない方は短時間で上達できるように、効率的な練習を目指しましょう。 効率的な練習のコツは次の3点。 レッスンを受ける、は手前味噌な感じがしますがどうぞ最後までお読みください<m(__)m> ①苦手部分を可視化する 曲全体を通して弾くと、「弾きにくくて嫌だな。」と思う部分はありませんか? 「ここが苦手・・・」という箇所は練習過程の中で出てくると思います。 ここでやっていただきたいのが苦手部分に目印をつけて可視化すること! 目印をすることで、苦手部分に意識がいき次の練習の際に「ここは練習した方がいいな」と次の目標を立てやすくなります。 細かな目標があると、上達も早くなります! 目印をつける時に便利なのは透明タイプの付箋です。 付箋なので手軽に張れて、透明なので楽譜が隠れないので便利です。 弾けるようになったら剥がしましょう! 情報が整理されますし、剥がす時の達成感も感じられておすすめです。 ②丁寧な部分練習をしよう 苦手部分に目印をつけて練習すべきところを可視化できたら、次は部分練習をしましょう。 部分練習のやり方にもちょっとしたコツがあります。 部分練習しているつもりになってませんか? 何度弾いても曲の中で失敗しやすい、苦手な箇所。 「また間違った、弾きなおそう💦」 このように一度弾きなおすだけで、満足することはありませんか? ミスした時にたった一回弾きなおしただけでは、上達には結びつきません。 次にいきたい気持ちはグッとこらえて、間違えた部分を何度も練習してみましょう! ピンポイントで苦手な部分を取り出そう 部分練習をする際に大切なことは、最小限の拍単位で苦手な所だけ取り出して練習すること。 2~3小節続けて弾きたくても、グッと我慢! 弾けない箇所を拍単位でピンポイントで取り出しましょう。 練習に変化球を加えて上達速度を上げる! そして次のように練習方法に変化を加えてみるとさらに練習効果が上がります。 練習に変化球を加えると、結果的に時間の短縮にもなり上達も早くなります。 できるようになったら少し前から弾いたり、少しずつテンポを上げてみましょう。 ③レッスンを受ける ここまで地道で孤独な練習方法をお伝えしましたが、できない時はレッスンで先生に教えてもらうと自分では思いつかなかった解決方法を知ることができます。 時間をかけて練習したのに上手にならなかった・・・。 このような経験、誰でも一度や二度あるのではないでしょうか? 特に初心者のうちは、なぜ上達しないか分からず時間だけが過ぎることもあると思います。 レッスンではお家での練習の質が上がるように、レッスンでは弾けない理由+改善(練習)方法をセットでお伝えしています。 左手の使い方が難しいと思っていたけど原因は肘の使い方だった。 リズムが取れないのは、息ができていないからだった。 なんてことがよくあります。 練習できていない、上達していないからレッスンに行きづらい という気持ちもあると思いますが、レッスンに来ていただくことで解決の糸口が見えてきます。 こんな練習をしている人は要注意 最後に、お勧めしない練習方法をご紹介します。 […]

【楽譜を読んで自分の力で弾こう!】ソルフェージュでバイオリンが上達する

楽器のレッスンに通っていれば自然に楽譜を読めるようになる、と思われがちですが意識的に楽譜を読まないと難しいのが現実。 当教室では初歩の段階から楽譜を読む力、すなわちソルフェージュを取り入れたレッスンを行っています。 楽譜を読めるメリットって何? 楽譜が読めるとこんな良いことがあります! 人の手を借りずに一人で練習できる。 大人になってからも自由に演奏でき、一生音楽を楽しめる。 知らない曲を演奏できる。 バイオリンだけでなく他の楽器にもチャレンジできる。 では、どうやってスラスラと楽譜を読めるようにするのでしょうか? どうやって楽譜を読めるようにするの? 楽器を弾く際にこのような訓練を行っています。 バイオリンの楽譜を歌う リズム練習 歌ったりリズムの練習をすることは本当に良いことで、耳が良くなり感覚的な理解も深まります。 特にバイオリンのように自分で音程を作る楽器は、歌うことで音程感を養い正しい音で演奏できるようになります。 またリズム感を鍛えると、アンサンブルなど誰かと一緒に音楽を楽しめるようになります。 楽譜を読めるようにするには最初が肝心です。 初歩の段階からやれば無理なく楽譜を読む力が身につけられます。 【関連記事:楽譜を読む力は音楽を楽しむ力に】 ソルフェージュは全ての基本「楽譜を読んで、自分の力で弾こう!」 レッスンを始めて2年目の小学生2年生の生徒さんのレッスンをご紹介します。 レッスンではリズムとドレミを歌いソルフェージュを取り入れています。 バイオリンのレッスンと並行して、歌うこととリズムを必ず取り入れています。 バイオリンの曲をリズムで歌う 音程をつけてドレミで歌う。 曲を理解できたらバイオリンで弾く 初歩の段階から無理なく楽譜を読む練習をするので1から自分で楽譜を読んで弾くことができるのです。 メロディーとリズムを理解できるとバイオリンの演奏も格段に良くなります。 こちらの生徒さんは進度はゆっくりですが、自分で楽譜を読み、歌う力がついてきました。 毎週コツコツとリズムの教本も頑張っておられます。 自分で楽譜を読めることで、新しい曲もワクワクした様子で取り組めるようになってきました! 自分の力で楽譜が読めることは自信になるようです。 YOUTUBEで音を覚えるのは良いこと? 新しい曲を取り組む時、まずYOUTUBEで曲を確認する方も多いと思います。 YOUTUBEは大変便利で大抵の曲を聴くことができます。 最初に曲を聴いてから弾いてみると時短になってとても楽です。 しかし初歩の段階ほどYOUTUBEに頼りすぎず、リズムや歌などソルフェージュを取り入れて自分の力で楽譜を読むことをおすすめします。 簡単な楽譜でも自分で考えて読むことで、楽譜を読む力が付きますし、親御さんだけでなくお子さんにとっても楽です。 楽譜を読める、歌えるようになるまではある程度の時間がかかりますが、その後の進歩が大変早くなります。 楽譜が読めると、バイオリンがもっと楽しくなる バイオリンを楽しむためには「楽譜を読めること」がとても大切です。 自分で楽譜を読めると、表現が楽しくなり、バイオリンがもっと好きになります。 お家でバイオリンの練習ができない日があっても、歌ったりリズムの練習だけでもしてきてね、と生徒さんに伝えているぐらいです。 どの生徒さんもストレスなく楽譜を読めるようになってほしい、楽譜を読むワクワクした気持ちを感じてほしいと思います。 弾くことと同じぐらい大切なソルフェージュ。 初歩の段階からたくさん歌って、自分で楽譜を読める自信と楽しさを手に入れましょう! 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。

バイオリンの持ち方、弓の動かし方のコツ

こんにちは、やすいバイオリン教室です。 今回はバイオリンを弾く時のフォームについて考えていきましょう。 美しいフォームは美しい音に繋がり、体の負担もなくなります。 バイオリンを弾く時の基本のフォーム【4つのポイント】 バイオリンを弾く時の基本の姿勢、4つのポイントを取り上げます。 ①背筋はまっすぐ 身体の軸はまっすぐ、リラックスしてバイオリンを構えましょう。 弾いているうちにいつの間にか右に傾いてしまう方が多いので鏡をみてチェックしてみましょう。 ②あご当てには、あごの下を触れさせる。 あご当てにはあごの下が触れるように挟みましょう。 首はまっすぐの状態が理想的です。 頬っぺたや、耳の横が当たると首に負担が掛かってしまうためNGです。 ③左手で楽器を支えたり、握らない バイオリンは肩とあごでバランスよく置いて構えます。 あごにギュッと力を入れて挟まないようにしましょう。 左手はバイオリンを持って支えるのではなく、脱力しておきます。 楽器をあごと肩で支えることで、左手の自由度が上がります。 ④弓はまっすぐ バイオリンの駒に対して、弓を平行にまっすぐ動かしましょう。 しかし言うは易く行うは難しで、弓をまっすぐ使うことが難しいという人が多いです。 ポイントは次の3点です。 音がかすれたり、潰れたりしてしまう時は弓が斜めになっている可能性が高いです。 弓がまっすぐ使えているか気を付けてみましょう。 鏡を見たり、録画をしてフォームをチェックしてみましょう 演奏中はいつの間にか力んだり、フォームが崩れてしまうものです。 鏡を見たり、録画をしてみるとご自分の癖が分かり客観的にチェックができます。 あれもこれも気を付けるのは大変なので、「今日は弓を気を付けよう」などポイントを絞って取り組むのも良いですね。 ほんの少しの変化で音が美しくなります。 身体が痛い時は要注意! 初心者の方は無意識に力が入ってしまうものです。 肩が痛い、首が痛いという時は力みすぎたり、不自然なフォームになっていることが考えられます。 肩当ての角度や高さがあっていない場合もあるのでチェックしてみましょう。 体をいためないためにも、こまめに休憩を取りながら練習してくださいね。 【まとめ】美しいフォームは上達への近道 いかがだったでしょうか? 美しいフォームで弾くことは上達への近道です。 レッスンでもフォームに拘ってお教えしています。 身体に負担なく、美しく、自由にバイオリンを演奏できるように一つ一つ積み重ねていきましょう。 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。

【バイオリン練習】やる気スイッチを入れる声がけのコツ

保護者の皆様、お子さんの練習を促す時どのように声がけをされていますか? 「バイオリンの練習をしなさいよ~!」と言ってすんなりしてくれたら良いのですが、なかなかそうはいかないもの・・・。 今回はお家での練習の声がけについて考えていきましょう。 子供のやる気が出る言葉 ①一緒に練習しよう!と誘う 練習しなさい!と命令口調は反発したくなるものです。 練習を促す時はできるだけお子さんと同じ目線で声がけすることがお勧めです。 「一緒に練習しよう!」 「できないところはママも手伝うよ!」 こんな風に一緒に頑張ってみよう!いつでもサポートするよ!という気持ちで声がけしたいですね。 ②動画を撮って見てもらおう! 家族以外の誰かに演奏を聴いてもらうということはモチベーションに繋がります。 「喜んでほしいな」「びっくりさせたいな」という気持ちがバイオリンに向かわせます。 人に見てもらうために、上手に弾きたくて何度も練習するでしょう。 曲目のアナウンスをしてコンサートのように演出するのも良いですね。 ③今日はどれから練習する?(子供に選択権を渡す) 「今日はどれから練習する?」と選択権をお子さんに渡しましょう。 やる気を起こさせ、自主的な行動を促すには、自分で決めさせることが必要です。 一部でも自分で決められると人はやる気になります。 「どこが上手に弾けそう?」と得意な所から弾き始めるのも練習のハードルが下がってお勧めです。 ④ご家族がバイオリンを弾いてみる バイオリンを弾けないご家族がお子さんのバイオリンを借りて音を出してみましょう。 お子さんが「ここはこうやってやるんだよ!貸して!」と教えに来てくれるでしょう。 教える、ということでお子さん自身が気が付くこともあると思います。 言葉で練習を促すよりも、保護者がバイオリンに興味を持つことでお子さんのモチベーションを上がります。 ⑤練習しているね!と行動を認める 間違って弾いても、下手だと思っても「練習しているね!頑張っているね。」と行動を認めてあげましょう。 まずは「練習することが良いことなんだ」と理解させましょう。 お子さんの頑張りを認めた上で、「先生こうやったらもっと上手になるって言ってたけど、やってみない?」と提案するのも良いですね。 「練習しなさい!」という命令形以外の言葉で、上手にやる気を出させながら練習を促したいですね。 一緒に練習しよう! 動画を撮って見てもらおう! 今日はどれから練習する? ご家族がバイオリンを弾いてみる 練習しているね!と行動を認める お子さんの性格や環境に合わせて、様々な声がけをお試しください♪ バイオリンだけでなくピアノなどにも応用できます。 子供のやる気が削がれる声がけ ① 「練習しなさい」と命令する 人はもともと「自分の行動は自分で決めたい」という欲求が備わっています。 「練習しなさい。」と命令すると、抵抗や反発をしたくなるものです。 「練習しなさい」と命令されると嫌になるけれど、「おやつか遊びかバイオリン、どの順番でする?」と選択肢を与えられるとやる気になるお子さんが多いです。 お子さんのやる気を引き出すためにも「練習しなさい」以外の言葉で練習を促したいですね。 ②「~ちゃんはもっと練習してるよ!」と人と比べる 「お友達の方がもっとやっている」と比べる言葉はお子さんの自尊心を傷つけます。 「自分なんてダメなんだ」「練習しても無駄」とやる気を失ってしまいます。 誰かと比べるのではなく、今のお子さんの頑張りにのみ焦点を当てたいですね。 ③「練習しないと先生に怒られるよ!」と脅す 本来練習は自分のためにするもの。 「誰かに怒られる」が練習のモチベーションだと、何のために練習をしているか分からなくなります。 「なんで練習するんだと思う?」 「この練習をしたら、綺麗に弾けるようになるんだよ。」 と練習する目的をお子さんと一緒に話し合うことがお勧めです。 頑張ったことの先にどんないいことが待っているか、明るい未来に目を向けられると良いですね。 […]

失敗は成功の母ということ

幼児、子供のレッスンで思うこと。 それは、 「失敗=悪」 「失敗=無駄な時間」 だと捉えないで大丈夫!ということ。 失敗にこそ学びがありますし、失敗をどう未来に繋げるかで新しい気付きに繋がります。 生徒さんのお母様が仰ったこと 以前、あるお母様が仰ったことで印象に残っていることがあります。 「家で間違って練習したら、時間がもったいない。」 お母様も時間が無い中、一生懸命にお子さんの練習をサポートしてくださったからこのように思われたのでしょう。 そして、このように思わせてしまった私にも非があると、深く反省した出来事でした。 子供の成長を願うからこそ、失敗させないようにとサポートをしたくなります。 でも「失敗は無駄なことばかり」とは決して思わないでいただきたいのです。 失敗から学べることがある 失敗しても、大人の声がけ一つで学びに繋がります。 なぜそうしない方が良いか どうやったらうまくいくか 次から何に気を付けるか 失敗しても、 「どうしたらいいんだろうね?一緒に考えてみようか!」 と考える時間こそが成長に繋がると思うのです。 すんなり上手くいくよりも、失敗したほうが学びは多いかもしれません。 ただし失敗を見守る大人の器が試されます。 答えを教えた方が早いですが、あえて我慢。 お子さん自身が考える時間を設けたいですね。 小さいうちから失敗を経験すること 失敗は成功の母、と言いますがバイオリンレッスンではまさにそのような場面に遭遇します。 失敗して泣いたり、怒っていた子が「どうやったらいいのかな?」と粘り強く考えられるようになるのです。 失敗しても立ちあがって、前を向いて成長される様子に感動を覚えます。 「できるかどうかわからないけど、やってみよう!」と前向きに挑戦する姿勢を身に着けてほしいなと思います。 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。