子供のレッスン

【声がけのコツ】子供がバイオリン練習しない時

保護者の皆様、お子さんの練習を促す時どのように声がけをされていますか? 練習の時間だよ~と言ってすんなりしてくれたら良いのですが、なかなかそうはいかないもの・・・。 今回はお子さんが練習に取り組んでくれるコツをご紹介します。 保護者はお子さんのファンになる! 私のおすすめはお子さんのファンになったつもりで声をかけること。 例えばこのような感じです。 「~ちゃんのバイオリン聴きたいな。」 「先生褒めてくれていたね、聴かせてよ!」 「~君がバイオリン弾いてくれたら元気になるから聴きたいな。」 「今やってる曲ママが特別好きな曲なんだよ!聞かせてよ♪」 こんなふうに思われるかもしれません。 子供のモチベーションは「ご家族が喜んでくれること」 お子さんは大好きなご家族が喜んでくれることが1番のモチベーションになります。 あなたが練習する姿が嬉しいんだよ。 あなたのバイオリンが好きなんだよ。 このように伝えてモチベーションが上がらないお子さんはいません。 実際にレッスンで講師の私が褒めるよりも、 お家の方が「良くなったね!今日綺麗な音だったよ!」と喜ばれた方がニコーっと嬉しそうな様子です。 こんな風に思える環境がお子さんを練習好きにさせるのかな、と思います。 まとめ【練習のモチベーションを保つコツ】 練習を促す時の声がけはお子さんのファンになったつもりで「あなたのバイオリンが聴きたい!」と伝えることがお勧めです。 お子さんのモチベーションは保護者の嬉しそうな姿です。 一番身近なファンとしてお子さんの成長を応援してあげたいですね。

失敗は成功の母ということ

幼児、子供のレッスンで思うこと。 それは、 「失敗=悪」 「失敗=無駄な時間」 だと捉えないで大丈夫!ということ。 失敗にこそ学びがありますし、失敗をどう未来に繋げるかで新しい気付きに繋がります。 生徒さんのお母様が仰ったこと 以前、あるお母様が仰ったことで印象に残っていることがあります。 「家で間違って練習したら、時間がもったいない。」 お母様も時間が無い中、一生懸命にお子さんの練習をサポートしてくださったからこのように思われたのでしょう。 そして、このように思わせてしまった私にも非があると、深く反省した出来事でした。 子供の成長を願うからこそ、失敗させないようにとサポートをしたくなります。 でも「失敗は無駄なことばかり」とは決して思わないでいただきたいのです。 失敗から学べることがある 失敗しても、大人の声がけ一つで学びに繋がります。 なぜそうしない方が良いか どうやったらうまくいくか 次から何に気を付けるか 失敗しても、 「どうしたらいいんだろうね?一緒に考えてみようか!」 と考える時間こそが成長に繋がると思うのです。 すんなり上手くいくよりも、失敗したほうが学びは多いかもしれません。 ただし失敗を見守る大人の器が試されます。 答えを教えた方が早いですが、あえて我慢。 お子さん自身が考える時間を設けたいですね。 小さいうちから失敗を経験すること 失敗は成功の母、と言いますがバイオリンレッスンではまさにそのような場面に遭遇します。 失敗して泣いたり、怒っていた子が「どうやったらいいのかな?」と粘り強く考えられるようになるのです。 そういった成長に感動を覚えます。 失敗はダメ、というのは大人の都合です。(私もそういった価値観は根底にあるので注意しています。) 大人の価値観は取っ払ってお子さん自身の成長を一番に考えていきたいですね。

バイオリンは好き!でも練習嫌い?【子供が考えていること】

バイオリンやピアノ等の音楽の習い事は 将来楽しく演奏できるようになるために「お家で練習すること」が必須です。 しかし、お家の練習で悩まれる保護者も多いのではないでしょうか? 【なぜ?】バイオリンは好きなのに、練習は嫌がる お家でこのようなことはありませんか? バイオリンは好きと言うのに、練習は嫌がる。 そして、 練習が嫌いなら辞めていいよ、と言ってもやめたがらない。 好きだったら練習するはず・・・。 嫌いだったらやめた方が本人のためなのに、辞めたがらない。 なぜ??? 大人からすると矛盾だらけで不思議ですよね。 今日は、 なぜ子どもが練習が嫌いか 練習嫌いな子供とどう向き合うか 自分の経験を踏まえて解説していきます。 家でバイオリンの練習を嫌がる理由 ①練習と言われても何をして良いか分からない 小さいお子さんは「練習」で何をするか理解できません。 大人の生徒さんですら、 「弾けるようになるにはどうすれば良いか」を考えて練習することは難しいものです。 子供だと尚更です。 練習で何をしたら良いか考えられるようになるまでは、ある程度の大人の手助けがあると良いです。 レッスンではお子さんがお家で練習しやすいように、 この小節を弾く ここに気を付けて練習する 何回弾く など具体的な宿題出しています。 楽譜にメモをしたり、付箋を貼ったり本人が分かるようにしています。 保護者が練習に付き添える場合は、 今日は何を練習するだっけ? 何に気を付けるんだっけ? とその日の目標をお子さんが考えられるようにお声がけいただけると助かります。 練習中に言うと喧嘩になってしまうこともあるので、練習を始める前がおすすめです。 責める感じにならないように「パパママに教えて!」という感じでさりげない問いかけだと良いですね(*’▽’) 練習を通して自分で考えて工夫できる力を育てていきたいですね♪ ②難しいから嫌 子供は難しすぎることを嫌がります。 そんな時の練習のコツは、 その日必ずできそうなことをする 通し練習はせず、練習のポイントを絞る ことがお勧めです。 レッスンでも、難しい箇所はハードルを下げて、確実にクリアできるようにしています。 例えばこのような感じです。 1小節の中の「シとド」だけを弾けるようにする 弓を全部使って弾いてみる。など 少し頑張れば必ずできることにチャレンジさせて「自分はできるんだ」と自信をつけさせます。 チャレンジしたことは、 「ほら、やっぱり〇〇ならできると思ってたよ!」 「すぐできるようになったからママびっくりしたよ!」 などいっぱい褒めてあげてくださいね♪ 「練習したらできる」と自信がついてくると、 徐々に難しいことでも感情をコントロールして取り組むようになります。 ③弾けないことが自体が辛い 子供にとって好きなバイオリンを上手く弾けないことは辛いことです。 […]

【子供の成長】〇〇が学びを加速させる

バイオリンレッスンを始めて2か月ほどの年長さんの生徒さん。 先日のレッスンではものすごい集中力を発揮してくれました。 30分のレッスン、ずっと立ちっぱなしでしたが一度も「疲れた」と言うことなくニコニコ笑顔で頑張ってくれたのです。 年長さんでこの集中力、本当に素晴らしいです。 まだ小学校にも行っていない幼い生徒さんがなぜこんなに集中できたのでしょうか? 「嬉しい」という感情が学びを加速させる 理由は、「できたこと」が嬉しかったから。 「嬉しい、楽しい」という感情でお子さんの学びは加速します。 「できたね」と言うとニコニコ笑ってくれて可愛いかったです♡ できた時の嬉しい気持ちはさらにやる気を育てるチャンスです。 「そうそう!右手を気を付けてできたね!!」 「すごく良かったからもう一回やってみて!」 「そう!上手~~!!お家の人に見てもらおうか!」 ↑こんな風に できた時は一回で終わらせずに全力で褒めて反復練習します。 何度も繰り返すことで体と頭で覚えられて、 褒められたことが嬉しくて自分から気を付けてできるようになるのです。 「できて嬉しい」から成功体験のループを作るとあっという間に集中してくれます。 それから、 頑張っているお子さんを見ている保護者の方の嬉しそうなお顔もお子さんの「頑張る力」になります。 お子さんの持っている向上心を伸ばす 少しでもできたら、褒めて伸ばしていくと生徒さんの学びは一気に加速します。 お子さんの興味のあることを通して、 本来もっている可能性を伸ばしてあげることが大人の役割なのかなと思います。 お子さんが本来持っている 学ぼうとする向上心を大切に育てていきたいです。

【バイオリンの発表会】仲間を認める心

子どもの生徒さんの発表会では 「演奏する」の他に次のような狙いもありました。 ・仲間の演奏を聴くこと ・良いところを見つける、認めること   お気付きの 保護者の方もいらっしゃると思いますが、 リハーサルの時から聴く姿勢を学んでもらいました。         仲間に認められるって嬉しい! リハーサルでは、 生徒さん一人ひとり感想を書いてもらい リハーサル後にお渡ししました。        ルールは 良いところを見つけて書くこと。 どの生徒さんも真剣な眼差しで仲間の演奏を聴けました。 仲間の演奏を聴いて「自分も頑張ろう!」と刺激になったと思います。 リハーサル後、保護者の方からは このような嬉しいご感想がありました。 仲間からの感想をもらったことでかなりモチベーションアップに繋がりました 仲間から認められるって嬉しいし、モチベーションアップになりますよね♫ 仲間の個性を認めること  仲間から向けられた暖かい眼差しは、 相手を認めることにも繋がると思います。    仲間を認める心。良いと思ったことを素直に伝える気持ち。 発表会を通して 生徒さんの心がまた一回り成長しました。       子どもの生徒さんが 仲間の演奏を真剣に聴いている様子が嬉しかったです 保護者の方から嬉しいご感想をいただきました。   ◉素敵な発表会でした◉皆さんバイオリンが好きなことが伝わってきました 良い発表会にできたのは、子供の生徒さんが仲間の演奏をしっかり聴いてくださったからだと思います 仲間の演奏を認めて、良いところを探す姿勢が今回の発表会では溢れていました。     私も生徒さんの良いところを 改めて発見できて嬉しかったです。

子どもの発表会レポート②【アンサンブル編】

前回の記事「子どもの発表会、無事に終演しました」の続きです。 ソロの演奏に加えて、アンサンブル(合奏)にもチャレンジしました。 ソロと違って少しリラックスした表情の生徒さんです。 小学3年生から中学2年生の生徒さん6人が白雪姫より「ハイホー」を演奏しました。 二つのパートに分かれて演奏しています。 お互いの音をしっかり聴き、仲間と協力して弾けました。 生徒さんから「ハイホーを弾いたのが楽しかった」と嬉しいご感想をいただきました。 中学生の生徒さんはパッヘルベルのカノンを演奏しました。 優しく歌うように、息を合わせて演奏しました。 左側の生徒さんは小学4年生からバイオリンを始められました。 右側の生徒さんは小学3年生からうちの教室に通って下さっています。 小さかったお二人がカノンを弾けるようになり、コツコツ続けることの尊さを感じます。 アンサンブルの経験が将来に繋がるように バイオリンは一人で弾くだけではなく アンサンブルや、将来はオーケストラでも楽しむことができる楽器です。 そしてバイオリンを通して仲間もできます。 仲間とアンサンブルをした、という経験が将来に繋がれば良いなと思います。 最後に 生徒の皆さん、保護者の皆様。 発表会に向けて一緒に頑張ってくださり、ありがとうございました。 日々の練習では上手くいくことばかりではなく、失敗したり悔しかったこともあると思います。 発表会で立派に演奏できたのは生徒さんの日々の頑張り、保護者の皆様のサポートのお陰です。 発表会が終わった後の、お子さんのやり切った表情。 保護者の方の嬉しそうな表情が印象的でした。 気持ちを新たに、来年の発表会に向けて一緒に頑張りましょう!

【バイオリン発表会】余裕のある練習計画 選曲~本番まで

バイオリン発表会 曲決め~本番まで 発表会までのおすすめの練習スケジュールをご紹介します。 このような方にお勧めの記事です。 導入テキストが終わって、鈴木1巻終わり~2巻以降の子供の生徒さん。 ※導入期の生徒さんは曲自体が短いため、短めのスケジュールがお勧めです。 4カ月前【曲の提案、相談、決定】 曲を決めます。 曲を決めるポイントは次の通りです。 生徒さんが弾きたい曲であるか。(最重要) 難しすぎず、簡単すぎず生徒さんのレベルに合った曲か。 発表会で映える、聴いている人も楽しめる曲か。 生徒さん側は日頃からどんな雰囲気の曲が好きか、次はどんな曲をやってみたいか意識しておくことがお勧めです。 弾きたい曲が具体的に浮かばない場合 好きな曲の雰囲気、イメージを教えてください。 曲の雰囲気(綺麗な感じ、明るい感じ、暗い感じ) テンポ(ゆったりめ、軽快な感じ) 生徒さんのレベルに合いそうな曲を何曲か提案します。 3か月前【譜読みを始める~譜読み完了】 曲が決まり、一か月かけて譜読みを始めます。 譜読みの作業で仕上げたいことはこのようなことです。 音の読み間違えをしないこと つっかえずに、最後まで弾ききれること。 つっかえずに弾けることで生徒さん自身に余裕が生まれて、次の段階への進みやすくなります。 2カ月前【曲の表現を深める】 譜読みができて弾くことに余裕が生まれてきたら、曲の表現を深めていきます。 どんな雰囲気で弾きたいか、どんなイメージを持っているかで表現の工夫をしていきます。 このようなことで曲に色付けをしていきます。 音の強弱をつけて音楽を立体的にする。 フレーズを意識して、曲の物語が伝わるようにする。 音色を工夫する。(優しい、激しい、悲しいなど。) 曲に色付けをしていくことで、どんな風に弾きたいか、どんな表現がしたいか聞き手に伝わりやすくなります。 1カ月前【曲を暗譜する】 暗譜をしていきます。 このようなことに気を付けると良いでしょう。 リピート記号の確認。(どこで繰り返すか) ピアノ伴奏のメロディーも含めて暗譜する。 ピアノへの合図(呼吸)をより分かりやすく意識して覚える。 ピアノと合わせると思いもよらないところで崩れる、ということがあるのでピアノのメロディーも意識して覚えることがお勧めです。 2~3週間前【お辞儀の練習・ドレスを着て練習】 本番に近づいてきました。 本番に近い状態でこのような練習をします。 お辞儀の練習 登場の練習(アナウンス~お辞儀まで) お家でドレス(靴を含む)を着て練習 発表会が初めてというお子さんは登場やお辞儀など念入りに練習しましょう。 ドレスで注意したいこと お子さんは衣装の着心地、弾きやすさも大切なのでチェックしておくことがおすすめです。 ドレスではこのようなトラブルが考えられます。 生地やタグがチクチクして痒い、集中できない バイオリンを構えた時に、腕が窮屈で弾きにくい 歩いている時に靴が脱げる、または小さい。 1週間前【ピアノ合わせ】 本番で一緒に弾いてくださるピアニストと合わせの練習をします。 曲のテンポで揺らしたいところをピアニストに伝える 始まりのタイミング、終わりのタイミングを分かりやすく伝える […]