ジュニアオーケストラで音楽が人生に根づく|子どもたちの成長記録
ジュニアオーケストラってどんな場所?

滋賀県甲賀市にある、やすいバイオリン教室です。
先日、滋賀県栗東市のさきらでジュニアオーケストラのコンサートがありました。
当教室からは、二人の生徒さんが出演されました🎻
当教室では、ジュニアオーケストラへの参加を希望する生徒さんをサポートしています。
ジュニアオーケストラは、たくさんの仲間と一緒に音楽を作り上げる特別な場所。
個人レッスンとはまた違った楽しさや達成感を味わうことができます。
「オーケストラで演奏してみたい」「仲間と一緒に音楽を楽しみたい」という夢を叶えませんか?
この記事では、ジュニアオーケストラに参加する魅力ついて解説していきます。
- ジュニアオーケストラではどんな経験ができるのか
- 参加することでどんな力が育まれるのか
- 続けることでどんなふうに音楽が人生に根づいていくのか
ジュニアオーケストラの魅力

ジュニアオーケストラでは、さまざまな楽器を持った仲間たちと一緒に演奏します。
普段のバイオリンレッスンでは味わえない、合奏ならではの楽しさがいっぱいです。
またジュニアオーケストラに所属すると定期演奏会や、発表会など、人前で演奏する機会もたくさんあります。
練習を重ねる中で演奏技術や集中力、そして努力する姿勢も育まれます。
演奏会に向けた練習は時に大変ですが、その努力が自信と成長に繋がります。
それぞれが別々に練習してきた音を合わせるときの緊張感や責任感、そして仲間とと共に音を磨き上げていく経験はオーケストラでしか経験できないことでしょう。
ジュニアオーケストラで育まれる力

ジュニアオーケストラは普段のマンツーマンレッスンとは違い、一人では味わえない達成感や、仲間と作り上げた音楽が生まれる喜びを感じられる場所です。
しかし、練習を重ねる中で思い通りに弾けなくて、自分の弱点に向き合わないといけない場面も出てきます。
弾けないままにしてしまうと、他の仲間に迷惑が掛かってしまいますし、演奏の流れを止めてしまうことにもなります。
だからこそ、一人ひとりが自分の役割に責任を持ち努力を重ねることが大切なのです。
ジュニアオケで頑張っていくと、仲間と頑張る意識や、自分のパートを受け持つ責任感が自然と育っていきます。
ジュニアオーケストラを通して広がる成長
ジュニアオーケストラでの経験は、普段の個人レッスンにも良い影響を与えてくれます。
目標を持つことで、普段の練習にも自然と身が入り、上達のペースもぐっと早くなります。
当教室ではジュニアオーケストラに興味を持って入会されるお子さんや保護者の方も、少なくありません。
最初は小さな一歩だった子どもたちが、目標に向かって大きく成長していく姿をそばで見守れることは、講師として嬉しく励みになっています。
音楽が人生に根づくということ

ジュニアオーケストラのいいところは、バイオリンを弾けることが自信となり、やがて自分のアイデンティティのひとつになっていくこと。
大人になってからも、大学のオーケストラや社会人オーケストラで頑張ったり、音楽を楽しみ続ける方が多くいます。
実際に、私自身もジュニアオーケストラに所属していた頃の仲間たちは、今でもバイオリンを弾き続けています。
久しぶりに会って、「合奏しようか」と集まることもあります。
ジュニアオーケストラに所属している子どもたちは、バイオリンを長く続ける傾向があり、音楽が人生に自然と根づいていくようです。
仲間と目標に向かう経験

今回出演した二人の生徒さんも、仲間と切磋琢磨しながら、応援してくださるご家族に見守られて、日々の練習を頑張ってきました。
難しいパッセージを何度も練習し、暗譜で弾けるようになるまで粘り強く練習を重ねたり、長い曲に取り組む中で、工夫しながら自分なりの練習方法を見つけていきました。
最初は「できない」と弱音を吐くこともありましたが、少しずつできることが増える中で、前向きに努力を続ける姿へと変わっていきました。
本番のステージでは、仲間の音と自分の音をよく聴き合いながら、ひとつの音楽をつくりあげる喜びを味わってくれることと思います。
努力を重ねた音の重なりは、きっと大きな自信となって、これからの演奏にもつながっていくでしょう。
演奏技術が伸びることも大切ですが、できないことに向き合い、あきらめずに努力を続ける姿勢が育っていくことが、何より嬉しく感じます。
こうして身につけた力は、音楽に限らず、これからの人生のさまざまな場面できっと支えになってくれるでしょう。
子どもたちのオーケストラの響きをぜひ
毎回、聴き応えのある演奏で『お子さんだけでここまで弾けるようになるのか…!』と感動します。
小さな努力の積み重ねが、やがて本物の自信につながり、音楽を通してこれからの毎日を支えてくれるような力に育っていきます。
これからも、子どもたち一人ひとりの歩みに寄り添いながら、成長を見守っていきたいと思います。
日々の練習を支え、温かく見守ってくださったご家族の皆さまに、心から感謝しています。
