バイオリンを辞めること、続けること
「楽しく」バイオリンを弾けるようになるには時間がかかる

バイオリンやピアノなどの音楽の習い事は花開くまで時間がかかります。
特に子供は練習も含めて「楽しくなる」まで紆余曲折があります。
気分のムラもあるだろうし、楽しい時期、弾きたくない時期もやってくるでしょう。
褒められて素直に嬉しかったり、
「分かってるから言わないで!」と助言を疎ましく感じる時期もくるでしょう。
親子間で練習を巡るバトルも起きるかもしれません。

花開くまで時間がかかる習い事だからこそ長く続けられるように、
- お子さんの生活
- お家での生活など
成長に合わせた関わりが必要だと思っています。
お子さんの成長・生活の変化に合わせたレッスン

例えばバイオリンが嫌になってきたら。
- お家での練習が嫌か、バイオリンや講師が嫌か見極める。
- お家での練習や、練習に関して親子関係で息苦しさを感じるなら解消できるやり方を考える。
- 曲のジャンルを変えたり、二重奏、ソルフェージュの割合を増やして音楽への見方を変えてみる。など。
中学生になり部活や日々の生活で練習時間の確保が難しくなってしまったら。
- 短時間で効率良く練習できるようにやり方・教本を変える。
- お家で弾けなくても、レッスンの中で一緒に譜読みをする。
- 短い曲をたくさん弾いて初見力を高める。など。
上記はほんの一例ですが、日々変わっていくお子さんに合わせてレッスンを変えていく必要があると思っています。
もちろん子供だけでなく大人も人生を通して音楽への関わり方は変わっていきます。
どの生徒さんも「今」だけでなく3年、4年…とちょっと先の未来に目を向けたいですね。
バイオリンから離れるタイミングがあったっていい

先日、中学生のお子さんがバイオリンレッスンを卒業されました。
基礎はできているから、いつでも弾けると思います。
レッスンを辞めたらバイオリンはお終い、ではありません。
バイオリンが弾けることは誰にも邪魔されない「一生の財産」です。
一旦、バイオリンから離れても「もう一度弾いてみようかな。」と思い出してもらえたら私としてはとても嬉しいです。
最後にお母様とお話できて良かったです。
滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。
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