【子供】レッスン時間が伸びるタイミング
レッスン時間を長くされる子供の生徒さんが増えてきました。 生徒さんご本人や親御さんから「レッスン時間を伸ばしたい」と希望される場合もありますし、私が提案することもあります。 レッスン時間を長くするタイミング こんな時にレッスン時間を伸ばします。 学ぶ意欲が伸びている。 吸収する力があるのにレッスン時間が短くて伝えきれない。等 具体的な生徒さんの例で言うとこのような感じです。 【ケース1】お家で予習してきたことを、レッスン時間に消化しきれない。 バイオリンが好きで、色々な曲を弾きたいという小学生の生徒さん。 嬉しいことに宿題を出した以上のことをお家で練習してこられます😊 お家でやってきたことを見せていただき、アドバイスをしているとあっという間に時間が過ぎて足りないことも増えてきました。 意欲があるのに時間の関係でレッスンの機会を逃すことは勿体ないことです。 このような場合にレッスン時間を伸ばすことを提案させていただきます。 【ケース2】上達してレベルが上がり、時間が足りない。 上達していくと曲の難易度が上がり、レッスンの内容が深くなっていきます。 最初はたった4小節の曲をしていた生徒さんも・・・ 3年ほど経つと演奏時間が長く、技術的にも複雑な曲を挑戦できるようになります。 また、難しい曲を楽にストレスなく弾くためには音階や練習曲など基礎を底上げする教材を追加する必要もあります。 「基礎の教材+曲」をしていると時間が足りなくなります。 内容が深くなりレッスン時間を伸ばすと、より様々な曲に触れる経験ができ、生徒さんの見る世界も広がっていきます。 レッスンの時間を充実させることで生徒さんの力をより伸ばすことができそう。 時間を伸ばすメリットが大きい。 という場合にレッスン時間を伸ばすことを提案させていただいています。 伸びる時期を見逃さない どのお子さんにも「伸びる時期」がありますので、その瞬間を見逃さないようにしています。 学ぶ意欲が高まっている 諦めず頑張れる力がついてきた 「もっとこうしたい!」などの目標を持つようになった。 レッスンの時間が伸びると、嬉しそうな生徒さんの様子が印象的です。 滋賀県甲賀市の音楽教室やすいバイオリン教室でした。
【お家の練習】レッスンでの「楽しかった!」を繰り返す
【家での練習】宿題の出し方について お家での宿題は、 どこを どんな風に 練習したら良いかお伝えしています。 お家で何をするか分かれば練習の見通しが付いて、きちんとやってこられるお子さんが多いです! (大人の方もお家で復習しやすいような課題の出し方をしています♪) レッスンでできて嬉しかったことを、お家で繰り返します! 例えば習いたての生徒さんには、 歌ってリズムを叩いて、お風呂でも車の中でもどこでも歌えるようにしてみてね。 この部分を何回弾いてみようね。 何に気をつけようね。 という感じです。 宿題というお大袈裟に感じるかもしれませんが、 レッスンで一緒に学んで、できた事をお家でも繰り返してもらうようにしています♫ 👦🏻👧🏻「レッスンでできて嬉しかった!」 という気持ちをお家でも思い出して弾いてくださいね。 練習の過程を認めて、意欲を伸ばす 練習のポイントが分かってくると自分でどんどん先を見てこられるようになります 宿題を出していなくても「お家で弾いてみたよ!聞いて!」とニコニコ顔で報告してくれる生徒さんが多数です! どんどん先を見てくださるので、嬉しいことにレッスン時間が足りなくなることもあります。 練習の過程もしっかり見て「自分で考えて練習できたね!」と認めて意欲を伸ばしていきます 「弾けた」という結果だけでなく、どんな風にお家で頑張ってきたか変化を見逃さないようにしています。 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。
今日も上手く弾けた!が続く方法
「昨日はうまく弾けたのに、今日はなぜかうまくいかない」という方に効果抜群な方法! それは「考えて音を出す」ということ。 何に気をつけるか考えることで再現性が上がり確実に出したい音を出せるようになります。 出したい音、理想の音を自由に出せるってとても嬉しいし、バイオリンがますます好きになります バイオリンレッスンの合言葉 「今の良かったですよ!何に気を付けて弾きましたか?」はレッスンの合言葉。 言葉に詰まってしまったら「今こんなことに気を付けたから、うまくいったのですよ!」と助け船を出します。 具体的に良かったポイントが分かれば、他にも応用が利きますし良い所がどんどん広がっていきます! 上手く弾けた時こそ、その理由を考えられると「明日も上手く弾ける!」に繋がります。 お子さんも頑張っています! 小さい生徒さんはうまく言葉にできない時もありますが、良くなったポイントを具体的に褒めると次も気を付けようと頑張ってくれます♪ 小学生ぐらいになると、「ここを気を付けた!」と言えるようになります 「気を付けること忘れへんように、書いとこ!」と自ら鉛筆を持つお子さんもとても多いです。 言葉にできるとお家で練習するポイントがよく分かるので練習迷子になることもありません。 言語化って大事だなと思います♪ 大人もお子さんも、みなさんとっても頑張っておられます。 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。
【子供】じゃあここはどうしたらいいと思う?
自分で考える力を育てる 日頃のレッスンでは答えを教えるのではなく、 「なぜだと思う?」 「じゃあここはどうしたらいいかな?」 といった問いかけを大切にしています。 なぜなら自分で考え、学ぶ面白さを知ってほしいからです。 言われたとおりにする、から一歩進んで自分の意志でバイオリンを学んでほしいと思っています。 ある小学生の生徒さんのレッスン こちらの生徒さんは小学生の生徒さんの楽譜です。 ご自身で書かれたメモでいっぱいです。 この生徒さんの良い所は学ぶ意欲が高いということ。 最近、特に素晴らしいと思ったのは、 などです。 言われた以上のことを、どんどん自分からできるようになってきましたね! とても嬉しい変化です。 バイオリン以外でも学ぶ力は発揮されているのだろうな、と思います。 学びの本質を見つけよう 答えを教えてもらって言われたとおりにする、ではなく自分で考えられるようになると学びが楽しくなります。 お子さんそれぞれのペースで、学びの本質を見つけていきたいですね。 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。
【大人】練習できないことへの罪悪感は不要というお話
練習できないことに罪悪感を持たないでくださいね 「先生、今週は忙しくて練習できませんでした。すみません。。。」 時折、このように謝られる大人の生徒さんがおられます。 せっかくレッスンをしてもらっているのに申し訳ない、と思う気持ちも痛いほど分かります。 しかし結論から申し上げると講師に対して申し訳ない、とか失礼だ、など思わなくても大丈夫ということです。 大人は練習できないことがよくあります 大人の方はとても忙しいです。 お仕事がある方は朝から夜まで拘束されて、帰宅後はご近所のことを考えると練習ができないと思います。 家庭がある方は細々とした家事やご家族のお世話などがあり自分のことは後回しになりますよね。 また体力的に、精神的にバイオリンの練習をする余裕がない時だってあると思います。 「練習をしたくてもできなかった。。。」という方も多いのではないでしょうか? 「自分が最優先」とはいかないので、思い通りに時間を取れないジレンマがあると思います。 私も皆さんと同じ大人として自分の時間を自由に確保する難しさは痛いほど分かります。 練習できない罪悪感はいらない 大人の皆さんに伝えたいこと。 それは練習できないことへの罪悪感は持たないで大丈夫ということ。 それよりもレッスンの中でできることを前向きに考えましょう! 上達するコツをお伝えするのがレッスンでできることなのです。 せっかくレッスンに来てくださるからには 「新しい発見があったり、レッスンの中で進歩が感じられるように価値あるレッスンでないと!」 と常々思っています。 練習できなかった時のレッスンの内容とは? 練習ができなかった時は、レッスンの中では一緒にその日の目標を決めて練習していきます。 例えば、 など苦手部分を集中的に練習をしていきます。 そういった小さな積み重ねが上達に繋がっていきます。 できることはたくさんありますので、前向きな気持ちでお越しくださいね。 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。
大人として、指導者としての役割とは?
子供のバイオリンレッスンで思うこと。 大人として、指導者としての役割の究極は「自立させること」 これ一択ではないでしょうか? 「自立」とは私なりにこういうことだと思っています。 自分で考えられる 工夫できる 誰かに相談できる 分からないことを調べられる 目標を決めてそれに向かって努力できる、など そして「自分の人生を楽しめる」 私は自立のやり方をバイオリンを通して教えているのだと思います。 大人の生徒さんが道しるべになっています。 ちなみに私の教室の大人方は自慢の生徒さんばかり。 お仕事や家庭などで忙しいながらも努力し、人生を楽しまれています。 皆さんカッコ良いし、生き生きされている。 まさに自立している大人。 私もそんなふうに歳を重ねたいなと、と思うような方ばかり。 子供の生徒さんを教える時の道標になっています。