指導方針

【大人】バイオリンが上達する、その先に何がある?

大人のレッスン、バイオリンでどんなことを学ぶ? レッスンではバイオリンの上達を大切にしつつバイオリンを弾けた先に、 どんなことを思うか 何を感じるか 生徒さんの未来を意識してレッスンしています。 ​上達の先にある「喜び」 バイオリンを始めて2ヶ月の大人の生徒さん。 教本を開いて弾き始めると… 明らかに音が美しくなっている…! 前回レッスンでやったことが全てクリアできてグーンと上達されていました。 レッスンで大切にしていることは、バイオリンを弾けたその先の「喜び」や「楽しさ」を見つけられるようにお手伝いさせていただくこと。 基礎から丁寧に、大人だからこそ上達と楽しさを実感できるレッスンを心がけています。 バイオリンを通して世界が広がる バイオリンが上達する、の先にはこんな世界も広がっています。 市民オーケストラに入団する バイオリンを頑張る仲間ができる 仲間で集まってアンサンブルができる 発表会で刺激を受ける 今まで知らなかった曲を知り、目標ができる バイオリンの技術を磨くだけではなく、生徒さんが目指す目標に向かってお手伝いできれば良いなと思います。 バイオリンのレッスンを通して、人生に輝きを与えてみませんか?✨ あなただけの「喜び」、そしてワクワクと「胸が高鳴る瞬間」を探したいですね。 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。

上達するバイオリン練習のコツ【時間がない人向け】

バイオリンの練習、毎日しないとダメ? バイオリンの上達はお家での練習が大切。 練習時間が取れるか心配という大人は多いです。 練習すると上達する、でも時間の確保が難しいのが現実 もちろん毎日練習できる方はした方がよいです。 練習すればやったことを忘れないし、上達もはやくなります。 ・・・ですが。 大人の方は自分の時間を自由に取れないのが現実だと思います。 時間がないのはもちろんのこと体力的に練習をすることが大変な日もありますよね。 (関連記事:【大人】練習できないことへの罪悪感は不要というお話) 上達したいけれど、時間がない・・・。 今回はそんな大人のお悩みを解消するために、効率的な練習方法をお伝えします。 【練習のコツ】練習の中身を充実させよう 時間のない大人ほど練習の中身を変えて、効率的な練習を目指しましょう。 レッスンを受ける、は手前味噌な感じがしますがどうぞ最後までお読みください<m(__)m> ①苦手部分を可視化する 曲全体を通して弾くと、「弾きにくくて嫌だな。」と思う部分はありませんか? 「ここが苦手・・・」という箇所は練習過程の中で出てくると思います。 苦手部分は目を背けたくなりますが、苦手部分に目印をつけて可視化しましょう。 目印をすることで、苦手部分に意識がいき次の練習の際に「ここは練習した方がいいな」と次の目標を立てやすくなります。 細かな目標があると、上達も早くなります! 目印をつける時に便利なのは透明タイプの付箋です。 楽譜が隠れませんし、弾けるようになったら剥がすと良いです。 ②丁寧な部分練習をしよう 苦手部分に目印をつけて練習すべきところを可視化できたら、次は部分練習をしましょう。 部分練習のやり方にもちょっとしたコツがあります。 部分練習しているつもりになってませんか? 何度弾いても曲の中で失敗しやすい、苦手な箇所。 「また間違った、弾きなおそう💦」 このように一度弾きなおすだけで、満足していませんか? ミスした時にたった一回弾きなおしただけでは、上達には結びつきません。 次にいきたい気持ちはグッとこらえて、丁寧に部分練習をしてみましょう! 丁寧な部分練習とは? 最小限の拍単位で苦手な所だけ取り出して練習してみましょう。 2~3小節続けて弾きたくても、グッと我慢! 弾けない箇所を拍単位でピンポイントで取り出しましょう。 そして次のように練習方法に変化を加えてみるとさらに練習効果があがります。 練習を工夫すると、結果的に時間の短縮にもなり上達も早くなります。 できるようになったら少し前から弾いたり、少しずつテンポを上げてみましょう。 ③レッスンを受ける 時間をかけて練習したのに上手にならなかった・・・。 このような経験、誰でも一度や二度あるのではないでしょうか? 特に初心者のうちは、なぜ上達しないか分からず時間だけが過ぎることもあると思います。 レッスンではお家での練習の質が上がるように、レッスンでは弾けない理由+改善(練習)方法をセットでお伝えしています。 左手の使い方が難しいと思っていたけど原因は肘の使い方だった。 リズムが取れないのは、息ができていないからだった。 なんてことがよくあります。 練習できていない、上達していないからレッスンに行きづらい という気持ちもあると思いますが、レッスンに来ていただくことで解決の糸口が見えてきます。 こんな練習をしている人は要注意 最後に、お勧めしない練習方法をご紹介します。 このような練習だと時間だけが過ぎてしまい、なかなか弾けるようになりません。 せっかく練習しているのに上達しないと悲しいですよね。 (私も学生の頃、非効率な練習をしていたな・・・と思います) 弾けないところは一旦立ち止まって、弾けるようになるまで何度も丁寧に練習してみましょう。 […]

【楽譜を読んで自分の力で弾こう!】ソルフェージュでバイオリンが上達する

楽器のレッスンに通っていれば自然に楽譜を読めるようになる、と思われがちですが意識的に楽譜を読まないと難しいのが現実。 当教室では初歩の段階から楽譜を読む力、すなわちソルフェージュを取り入れたレッスンを行っています。 楽譜を読めるメリットって何? 楽譜が読めるとこんな良いことがあります! 人の手を借りずに一人で練習できる。 大人になってからも自由に演奏でき、一生音楽を楽しめる。 知らない曲を演奏できる。 バイオリンだけでなく他の楽器にもチャレンジできる。 では、どうやってスラスラと楽譜を読めるようにするのでしょうか? どうやって楽譜を読めるようにするの? 楽器を弾く際にこのような訓練を行っています。 バイオリンの楽譜を歌う リズム練習 歌ったりリズムの練習をすることは本当に良いことで、耳が良くなり感覚的な理解も深まります。 特にバイオリンのように自分で音程を作る楽器は、歌うことで音程感を養い正しい音で演奏できるようになります。 またリズム感を鍛えると、アンサンブルなど誰かと一緒に音楽を楽しめるようになります。 楽譜を読めるようにするには最初が肝心です。 初歩の段階からやれば無理なく楽譜を読む力が身につけられます。 【関連記事:楽譜を読む力は音楽を楽しむ力に】 ソルフェージュは全ての基本「楽譜を読んで、自分の力で弾こう!」 レッスンを始めて2年目の小学生2年生の生徒さんのレッスンをご紹介します。 レッスンではリズムとドレミを歌いソルフェージュを取り入れています。 バイオリンのレッスンと並行して、歌うこととリズムを必ず取り入れています。 バイオリンの曲をリズムで歌う 音程をつけてドレミで歌う。 曲を理解できたらバイオリンで弾く 初歩の段階から無理なく楽譜を読む練習をするので1から自分で楽譜を読んで弾くことができるのです。 メロディーとリズムを理解できるとバイオリンの演奏も格段に良くなります。 こちらの生徒さんは進度はゆっくりですが、自分で楽譜を読み、歌う力がついてきました。 毎週コツコツとリズムの教本も頑張っておられます。 自分で楽譜を読めることで、新しい曲もワクワクした様子で取り組めるようになってきました! 自分の力で楽譜が読めることは自信になるようです。 YOUTUBEで音を覚えるのは良いこと? 新しい曲を取り組む時、まずYOUTUBEで曲を確認する方も多いと思います。 YOUTUBEは大変便利で大抵の曲を聴くことができます。 最初に曲を聴いてから弾いてみると時短になってとても楽です。 しかし初歩の段階ほどYOUTUBEに頼りすぎず、リズムや歌などソルフェージュを取り入れて自分の力で楽譜を読むことをおすすめします。 簡単な楽譜でも自分で考えて読むことで、楽譜を読む力が付きますし、親御さんだけでなくお子さんにとっても楽です。 楽譜を読める、歌えるようになるまではある程度の時間がかかりますが、その後の進歩が大変早くなります。 楽譜が読めると、バイオリンがもっと楽しくなる バイオリンを楽しむためには「楽譜を読めること」がとても大切です。 自分で楽譜を読めると、表現が楽しくなり、バイオリンがもっと好きになります。 お家でバイオリンの練習ができない日があっても、歌ったりリズムの練習だけでもしてきてね、と生徒さんに伝えているぐらいです。 どの生徒さんもストレスなく楽譜を読めるようになってほしい、楽譜を読むワクワクした気持ちを感じてほしいと思います。 弾くことと同じぐらい大切なソルフェージュ。 初歩の段階からたくさん歌って、自分で楽譜を読める自信と楽しさを手に入れましょう! 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。

失敗は成功の母ということ

幼児、子供のレッスンで思うこと。 それは、 「失敗=悪」 「失敗=無駄な時間」 だと捉えないで大丈夫!ということ。 失敗にこそ学びがありますし、失敗をどう未来に繋げるかで新しい気付きに繋がります。 生徒さんのお母様が仰ったこと 以前、あるお母様が仰ったことで印象に残っていることがあります。 「家で間違って練習したら、時間がもったいない。」 お母様も時間が無い中、一生懸命にお子さんの練習をサポートしてくださったからこのように思われたのでしょう。 そして、このように思わせてしまった私にも非があると、深く反省した出来事でした。 子供の成長を願うからこそ、失敗させないようにとサポートをしたくなります。 でも「失敗は無駄なことばかり」とは決して思わないでいただきたいのです。 失敗から学べることがある 失敗しても、大人の声がけ一つで学びに繋がります。 なぜそうしない方が良いか どうやったらうまくいくか 次から何に気を付けるか 失敗しても、 「どうしたらいいんだろうね?一緒に考えてみようか!」 と考える時間こそが成長に繋がると思うのです。 すんなり上手くいくよりも、失敗したほうが学びは多いかもしれません。 ただし失敗を見守る大人の器が試されます。 答えを教えた方が早いですが、あえて我慢。 お子さん自身が考える時間を設けたいですね。 小さいうちから失敗を経験すること 失敗は成功の母、と言いますがバイオリンレッスンではまさにそのような場面に遭遇します。 失敗して泣いたり、怒っていた子が「どうやったらいいのかな?」と粘り強く考えられるようになるのです。 失敗しても立ちあがって、前を向いて成長される様子に感動を覚えます。 「できるかどうかわからないけど、やってみよう!」と前向きに挑戦する姿勢を身に着けてほしいなと思います。 滋賀県甲賀市のやすいバイオリン教室でした。

【バイオリンの発表会で学んだこと】仲間の良さを認め合う

滋賀県甲賀市のバイオリン教室です。 子どもの生徒さんの発表会では 「演奏する」の他に次のような狙いもありました。 ・仲間の演奏を聴くこと ・仲間の良いところを見つける、認めること   リハーサルの時から聴く姿勢を学んでもらいました。         仲間に認められるって嬉しい! リハーサルでは、 生徒さん一人ひとり感想を書いてもらいお渡ししました。        ルールは 良かった所を書くこと。 どの生徒さんも真剣な眼差しで仲間の演奏を聴けました。 リハーサル後、保護者の方から このような嬉しいご感想をいただきました。 仲間からの感想をもらったことでかなりモチベーションアップに繋がりました 仲間から認められるって嬉しいし、自分で気づかなかった良さを知れる機会になったと思います。 自分を素直に表現し、人のことも素直に受け入れられる 発表会では子どもの生徒さんが仲間の演奏を真剣に聴いている様子が嬉しかったです。 会場は温かい雰囲気に包まれていました。 保護者の方から嬉しいご感想をいただきました。   素敵な発表会でした 皆さんバイオリンが好きなことが伝わってきました 良い発表会にできたのは、子供の生徒さんが仲間の演奏をしっかり聴けたからです。 仲間の演奏を認める姿勢が溢れていました。 仲間から向けられた暖かい眼差しは、 相手を受け入れ認める姿勢にも繋がります。 自分を素直に表現し、人のことも素直に受け入れられる。 バイオリンを通してそんなことを学んで欲しいなと思います。 滋賀県甲賀市のバイオリン教室でした。